校内研修第2回目は、あきこによる模擬授業!
テーマは「0を含む足し算」うちの子供たちは「0」という数量にとても弱い!
5+0=0だったり、
5×0=5だったり、
百の位が1・十の位が0・一の位が3は13だったり・・・。
とにかく「0」という概念を理解していない!
そこで、今回は1年生の教科書からこのテーマを選びました。初めが肝心です!
ボールをかごにシュートして、「いくつボールが入ったでしょう?」ゲームから授業は始まります。
今まで型どおりの板書の書き方・授業の進め方だった方法を少し変え、
先生たちに「授業を進めるのに何が大切か」を少しずつ説明しながら模擬授業を行いました。
先生からの質問出るわ出るわ・・・。
「どうして始めにTarea diariaをしなかったのか?」(※Tarea diaria:朝学のような計算問題)
「どうして授業にRepaso(復習)、Problema(問題)、Objetivo(目標)のカードを貼らなかったのか?」
「1年生は答えの単位をスペイン語で書けないよ!どうしたらいいの?」
「黒板全部写さなくていいの?」
「どうしてテーマを始めに書かなかったの?」
「どうして教科書を使わなかったの?」
などなど。
今まで型にはまった授業の進め方をしていた先生たちは、若干パニック。
でもこんな内容の質問が先生たちから出るなんて、ちょっと嬉しい。私が狙ってたことだから!
私が今回行った授業の1つ1つに意味があることを説明しました。
「Tarea diariaは、別にいつしてもいいんだよ~でも授業は45分だからね。Tarea diariaを含む45分じゃないよ。」
「全ての授業が同じ進め方じゃないんだよ~」
「1年生でも単位は書かないとだめなんだよ。単位は算数で必要なものなんだよ。書けるように教えていこう!」
「特に低学年は黒板を写すことは大変な作業。それより体や頭を使って考えさせよう!」
「今日はみんなで考えて出すテーマだから、始めに書かなかったんだよ!今日は何を勉強したのかな?って質問して確かめることも大事だよ」
「先生は毎日指導書を読まなくてはならないけど、授業によっては子どもたちに教科書を見せなくてもできるテーマもあるんだよ」
そんなことをつたないスペイン語で1つ1つ説明しました。
「1番大事なことは子どもたちが楽しい気持ちになる授業をすることだよ!」これは日本でもずっと教わってきたこと。
私もこの言葉を頭に入れながらいつも授業をしていました。
ただ、「ゲームが楽しい」ではなく、「知的に楽しい」っていうことを伝えたかったのですが、きっとうまく伝わってない。
ま、いっか。いっぺんに言っても、ちょっと先生たちには難しいよね。
日本では当たり前のことでも、ここでは1から説明・教えてあげないと先生たちは知らないことがいっぱい。
Poco a poco=ちょっとずつちょっとずつ。先生たちと一緒にしたいこと・教えてあげたいこと山ほどありますが、先生たちのペースに合わせて進めていかないとですね。
最後は同期隊員のアイデアをもらい、先生たちの算数の授業で工夫しているところ・頑張っているところを写真とビデオで上映しました。
普段は他の先生のことを意識していない先生たちだから、この機会に他の先生はどんなことをしているか知ってもらいたかったのと、みんなの前で「いいところ」を紹介してモチベーション高めようと思いました。
いくつになっても褒められることは嬉しいもんですよね。
「今度は私の学年の模擬授業をして!」
「5・6年の模擬授業をしてほしい」
「どうやって時間配分を工夫しているのか?」
私よりもだいぶと経験年数もある先生方。それでも素直に「学びたい・知りたい」という気持ちは、いくつになっても見習うべき姿勢だと思いました。本当に尊敬します。
さて、今回の研修会、先生たちの参考になったかな?
明日からの先生方の授業が楽しみです。ちょっとずつ変わっていくといいな。
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